第26回大動画上映会の詳細発表になっています
「不思議の国とアリス」は(1部から4部あるなかで)2部を占領して全編上映されます。タイムテーブルはこちらです。
アニメアニメさんでも名指しで紹介されております。(真狩さんありがとうございます)
気になってはいるけどDVD購入を躊躇している方は(カンパ制ですが、とりあえず)無料なので、この機会にどうぞ。
コメント記入ありがとうございます。
また貴ブログでのご紹介ありがとうございます。
主人公の声が子供そのものでリアル
これはまず第一に心がけた要素なので成功しているとしたら大変に嬉しいです。といってもどちらかというと私ではなく新澤彰子ちゃん(収録当時小学5年生)の手柄なんですけど。アリスは子供じゃなくてはならなくて、その子供は(真逆の存在である成人男子=おじさん=私の脳内で生成される)なにかしら理想を体現したような(例えば世界を救うような、例えばおじさんの欲望を満たすような)「女の子」であってはならず、リアルな唯物論的あるいはヌーヴォー・ロマン的女の子、(私が)経験することができず、(私の)主観に依存しない「女の子自体」を目指しました。が、結局かなり主観入っちゃってますけど。
その世界観は1度のみならず、鑑賞を重ねる毎に細かい所にいろいろな発見があり面白いです。
ありがとうございます。いろんなところで書いてますが、何度もみてください。途中で寝ちゃってもいいし、友達と電話しながらでもいいし、内職のネジ磨きをしながらでもいいので、みなさまの貴重なお時間を頂戴しまことに恐縮ではありますが、とにかく何度もみてください。
ムダはムダではありません
ムダはやっぱりムダでそれは有用ではないんですけど、それを重要であるとすることで世界はたまらなく豊かになるんじゃないかと思います。
もっとノイズを。ストップ除菌!!(←比喩的な意味じゃなくて)
というわけで、ありがとうございました。
6/1より『太陽と月の珈琲 camino cafe』さんでも「不思議の国とアリス」DVD販売させてもらえることになりました。ありがとうございます。茨城県筑西市小粋なスポット第二弾です。(第一弾の『二葉カフェ』さんでも引き続き販売中です。)こちらのコーヒーおいしいです。しゅわしゅわするシフォンケーキもおいしいです。民家をDIYで改造したようなお店もとても居心地がいいです。さらにはマスターはなんと劇団遊◎機械/全自動シアター出身の元俳優さんだったりもして、
カフェ文化の再考と舞台及び演技芸術の地域振興に貢献してゆきたいと思っています。と色々面白いことをやろうとされているそうです。というわけで、是非お立ち寄り下さい。DVDも買ってください。
コメント寄せて頂いた熊谷知彦さんに影響を与えた(らしい)ことでも有名な舞踏家の田中泯さん、そうまが20年くらい前お茶の水のジャニスで借りたプリペアードピアノのレコードで演奏していたことでも有名な現代音楽家高橋悠治さん、などが5月29日につくばで共演するのですが、
東京などと違ってつくばじゃコンサート終わって一歩外に出ると人も歩いておらず店もなく寂しい気分になりがちなのをなんとかしようという考えのもと(と記憶してますが違ってたらすみません)、ロビーに色々出店をだすことになり、その一角で「不思議の国とアリス」DVD販売させてもらえることになりました。
こんな直前の告知だし、つくばだし、間違ってもDVD目当てで来る人はいないと思いますが、公演の方は間違いなく面白いと思うのでよろしかったらどうぞ。
2008.5.29(木) つくば・カピオホール (茨城県つくば市竹園1-10-1 TXつくばエクスプレス つくば駅下車 徒歩5分)出演
姜泰煥(カン・テーファン)サックス
高橋悠治 ピアノ
田中泯 ダンス
斉藤徹 ベース美術 前田穣
開場:18:30/開演:19:00
全席自由・前売3500円/当日4000円
学生2500円(学生証の提示をお願いします)
詳細は芸術文化振興NPO準備委員会のサイトをご覧下さい
Kさん、商品ページへの(DVD感想)コメントありがとうございました。
個人的にはバックの方でずっとなんか鳴ってる感があって、聞き取ろうとするとわからなくなる猥雑な音達がすごく好きです。
音に関しては、もっとねちねちやる予定でしたが、絵がおすとその分音にしわ寄せがいっちゃおうので、この程度でやめておくことにしました。なので、シーン毎にクオリティの差とかもあって恐縮です。が、結構小ネタも仕込んであるのでお暇な方は解析したくなるのをグッとこらえつつ、ぼんやり漫然と聞いて下さい。
それから、WEB隊長から同コメント機能に不具合あったかも...けどなおった、と連絡あったので、もしそんな感じで書き込めてない方がいらっしゃいましたら再チャレンジしてみてください。
ひょっとすると不具合で書き込めなかったのかもしれない。今日、はじめから入力欄が表示されてるように変え、CAPTCHAも外したんですが、ひょっとするといままでCAPTCHAがうまく動作していなかった(書き込もうとして書き込めなかったひとがいた)かもしれないです。
舞台俳優の熊谷知彦さんが「不思議の国とアリス」感想をブログに書いてくれました。
熊谷知彦さんに関しては公式ブログ「何でもひとり」をご覧下さい。
これはなんなのかな、「喜び」とか「笑い」とか「感動」とかそういうことではなく、「恍惚」なのだろうと思う。
さまざまな色と、形と、音と、グロテスクなキャラクターが“イタイケなアリス”をいじっては消えていく…。僕はそれ以上何も分からなくなっていた。なにせもうトロトロなのである。…思考停止の恍惚。
これは何というか、もしこのように受け取ってもらうことができた(そういう作品になれた)のなら、それはとてもうれしいのです。(言語活動はもちろん)大脳新皮質の活動を止めて、古い部分の脳の活動を促すこと、あるいは夢、もしくは瞑想、と同じ状態を(見ている人の脳に)作り出すこと。それが密かな目標だったもので。なんてなことは作者がおおっぴらに書かない方がいいんじゃないかとも思いますが、まあとうの昔に作者は死んでいるので読み飛ばしてください。
そして、CGという表現の性質上、いつも「身体」とか「物質」とかにはあこがれと劣等感をいだいているのですが、その辺のスペシャリストであるところの熊谷さんに認めて頂けたのも、なんかとてもうれしい気がします。
横浜動画倶楽部主催の第26回大動画上映会にて、3時間半の上映枠の内、1時間も占領してしまい恐縮ですが「不思議の国とアリス」フルヴァージョンを上映させてもらえることになりました。DVD等も売る予定です。ちょっと先ですがみなさま予定を空けておいてください。
予約者でもあり、段ボールパッケージ制作にも参加してくれて、マンガも描けば、音楽活動もするsunneoさんから感想が届いたので了解を得て(長いですが全文)公開します。
ご本人は、「公式ブログへアップされた瞬間に、それまで外側にあった私の価値付けは内側に取り込まれる。するとそれはオーディエンスにとって予断となり、客観的価値判断の妨げになる」ので、見終わった人だけごらんください、としたほうがいいんじゃないかというご心配をされているのですが、私は別にどっちでもいいと思いますので、その辺も含めて読む方自身でご自由にどうぞ。
この感想に対して監督からは、
正体不明の作家トマス・ピンチョンに関して一時期流行した「ピンチョン=サリンジャー説」に対するピンチョン自身からのコメント"Not bad, keep trying."(悪くないね、その調子でたのむよ)を引用して贈りたいと思います。
やっぱりおもしろかったです!イントロの、初見時の私には完全な嫌がらせとして機能したドジソンの「事実の総体は諸事実がどーたら・・・」いうモノローグだか能書きだかが、心地よいオーバーチュアとして響いて、感心しました。ちゃんと語呂よく出来てたんだなあと。BGMも名曲ですよね!本編も試写会よりもいろいろよくなっていて、突然切り替わったようなシークエンスのつなぎ目が、スムースになっていた印象を受けました。ソーセージのとことか、ウシガメの身の上のとことか。実はシネマボカンの時はいろいろ見切り発車だったんですね。
ただ、赤鬼さんたち浮きすぎ(藁)知り合いが出てきて本編と関係なく笑ってしまいました。でも一番笑ったのは「メイキング」だったというのは秘密です。
ところで、ブログの矢島さんの感想をめぐる書き込みを拝読させていただいたのですが・・・。私はカフェスローでのうちゃ会試写会から大喜びしているクチなのですが、世間的な評判はそうでもないんですかねえ?
私はこの作品を最初から「単なるでたらめでくだらないバカ話」の皮をかぶったポストモダン的アート作品だと勝手に解釈して楽しんでいるので、何回見ても気持ちいいです。商業映画のあおり文句的にいうと「めくるめく駄洒落と不条理による言語的思考の解体と、イノセンスの奪還!これぞバーチャル禅問答!!VIVAスキゾキッズ!!!」って感じです。「寒いギャグ」といわれているものは、もともとが笑いを取ることを意図しているのではなく、断片的な単語のスキゾ的再構築を意図しているのだと思っていました。(カフェスローで途方にくれていた観客が面白かったのが思い出されます。)笑えるギャグを挿入すると言語体系破壊という作品全体の意図に反するんだろうなと。
だからターゲットは、すでに「条理」の何たるかを確立した(子供に戻りたい)オトナであって、はなからイノセントなガキめらには必要ないのである。よって三月兎の18禁的デザインはあれでいいんじゃー!!むしろ最高!
そんなわけで、画面で言語体系獲得以前の目に映っていたであろう世界の輝きを表現しなければならなかったのでしょうから、10年の歳月を費やす羽目になるのは必然だったんだろうと思います。ちゃんときらめいていました。画面。
賛否両論ある(?)オチですけど僕には、強い説得力を持って伝わりました。成人の言語体系が解体されて、イノセンスが肥大しすぎると社会に適応できなくなるので、夢落ちで覚醒させられざるを得ないということが、イノセンスの表象としてのアリスの巨大化→世間への迷惑→世間からの排斥というクライマックス一連のプロセスで見事に表現されていたと思います。だから、「落ちていくのは実はドジソンのイノセンス」ってことだと思いました。イノセンスを落っことしたドジソンが、自分が誰にも言葉が通じなくなってしまっているという現状を自覚することで、言語体系全体を象徴している「さくらんぼ」という言葉を思い出してハッピーエンド。素晴らしいです。
ただ、ちなみに私の言語体系をいくらぶっ壊しても出てくるのはアリスじゃなくて、三月兎ばっかり。作ったダンボールパッケージも三月兎ばっかり。だからこそこの作品をフィクションとして楽しめるわけですが。三月兎が巨大化して、自衛隊にカドミウム砲で倒されるなんてオチは嫌だ・・・。
作者であるそうま監督の意図に沿っているのかズレているのかはわかりませんが、「不思議の国とアリス」という作品は私の中でこんな作品として、完成しました。ぜっっったい傑作だと思います。
「ギャグが寒い問題」に関しては、言葉でのギャグ(?)は意図的に寒くしているものがほとんどです。が、身体的スラプスティック的ギャグ(?)はちゃんと笑わせようと思って作ってます。なのでそこが寒かったら本当に寒いということなのでごめんなさい。
永田さんからコメント頂きましたので、公開させてもらいます。各方面から評価頂いている「背景オブジェクト密度の高さ」は、ひとえに永田さんの功績です。ありがとうございました。おつかれさまでした。以下、コメントです。
参加スタッフ&いちCG屋としましては、まず単純に1時間もの大作を完成させられたことに尊敬を覚えますね。(自分だったら絶対投げてしまってますね^^;) 限られたスタッフ、限られたマシンスペック、限られた予算でストレスも多かったと思うのですがホントにお疲れさまでした。アリスに参加させていただいたことで、今後CGをやってゆく上で自分に足りない部分や全くない部分がよりはっきり見えたというか・・・。個人で細々とやっているとどうしても視野が狭くなりがちなので、今回こういった機会があり、それらに気付いたことがやはり一番の収穫だったと思います。
オーディオコメンタリやブログに寄せられてるコメントを見ますと、そうまさんが言っておられた『見る側に見たい部分を自由に見てもらう』的な意図が見事に成功してるのに関心してます。見た人の感想の多様さが作品のゴチャゴチャ感と比例してるというか。(僕個人は関西人だからか、カエル&サカナ、帽子屋&三月ウサギの各コンビのコミカルなやりとりに目が行きがちでした)
逆に各所に散りばめられたネタが30代より上の人じゃないと分かりにくいものが多かったり、マジメに最後までストーリーを追おうとした人への配慮という部分ではちょっと足りなかったのではとも感じました。(消化不良を起した人に胃薬を差し出す的な)
ご指摘の「ストーリーテリング」に関しては各方面からお叱りをうけてます。もともとストーリーテリングする気はあんまりなくて、訳がわかんないけど観ていて楽しいという感じを狙ったのですが、そこまでの作品のリズムというか力というかが出し切れなかったのは残念でもあり、今後の課題でもあると思ってます。
5/1より二葉カフェ(茨城県筑西市)にて、「不思議の国とアリス」DVD販売してます。サンプル映像も流しています。Tシャツとエコバッグ(どちらもオーガニックコットンにハンドプリント)も販売してます。二葉カフェさんはお茶もご飯もおいしいので、是非どうぞ。場所はこちら。5月限定おすすめメニューは豚角煮の温玉どんぶりです。おいしかったです。