制作日記ブログ
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黒い吾妻ひでお、あるいは精霊の王

そういえばスライが、しかもスライ & ザ・ファミリー・ストーン名義で来ていたのはうすうす知っていたのですが、

どうも、きちんとした事前の決め事など無い風で、気が向いたから出てくる、気が向いたから歌う、気が向いたら演奏する、気分が乗らないから途中でやめる、歌詞を忘れたから歌うのやめる、飽きたから帰る。まるで学級崩壊の子供だ(笑)。いや、学級崩壊の子供なら、まだ理解できるかもしれない。何を考えているのか、まったく分かる気がしない。あれはアフリカの奥地に住まう精霊の類だと考えるしかないのではないか。一生懸命村のものが音楽を演奏すると、神様がやってきて、ひとしきりお祭りに顔を出してくれるが、そのうちにぷいっといなくなってしまう。


ソース→golgo139:用件を聞こう……。

ああ、見ておくべきだった

それと「黒い吾妻ひでお」というキャッチは気に入りました。

爺さんは恐らく踊りながら行ってしまった

福岡正信じいさん、亡くなったそうです。

とんでもない爺さんだとは思っていましたが、会いに行ったら、やっぱりとんでもない爺さんでした。大好きでした。爺さんも、農園も。粘土ダンゴを作りながら少々話しをさせていただいたとき、(江戸アケミ語に訳すと)「おまえはおまえのロックンロールをやれ」みたいなことを言われた気がするので、それはもしかすると編集された記憶かも知れませんが、そうであってもなくても、とにかくそんな感じで生きていきます。

ところで、やっぱり生きているのはイイモンでしたか?
よく生きて死ぬのは目出度いので、ごくろうさま、おめでとうございます...と送らせていただきます。では、また。

いろいろ動き出す

『金糸雀(かなりや)は唄を忘れた』クランクアップしたそうです。ひとまずおめでとうございます。で、赤羽監督からアニメパートの心配のメール届く。やってなくはないですが、あんまり進んでません。これから頑張ります。すいません。


とり・みきさんからコンテ届く。
面白い。がんばろう。


それから、某妊娠出産育児支援関係のサイトのトップページFlashも作り中。


電奇梵唄会(でんきぼんばいえ)は、大いに盛り上がって終了した模様です。おめでとうございます。「便乗のソレ」はその後全然進んでません。というか、どうせ原作越えられないし、誰も待ってないし、ウケも悪いだろうし、とかいろいろ。
そういえば(ちょっと情報は古いですが)「ソワカちゃん音頭 」素晴らしすぎるので、貼っておきます。

と、ここまで全部やっても、ギャラつごう10万。
いいかげん金稼ぐ仕事しないとまずいです。税金も払えません。

仕事ください。文字入力とかイラレのトレースとか、末端仕事でもいいです。
...やってる暇無いけど。

といったかんじで、明日から盆。

ブラボー!!

World Happinessに行ったのは昨日(8/10)の話。
チケットをとった時には「細野を見に行く」という認識しかなく、あ、HASYMOで出るんだ...と気づいたのはその前日くらい。というボンヤリ加減だったのですが、さて。

いろいろたくさん出たので、いいものもあれば悪いものもな感じで時間は流れて、辺りが薄暗くなった頃に「NRT320(なりたみつお)」登場。その「みつお」部分を担うのはデザイナーのというかなんというか、個人的にはスクーターズの信藤三雄なんですけど、このおじさん前半はカオシレーターをグニグニさせながらステージ上をうろうろ。後半ゲストの野宮真貴登場後はカメラを手にキメキメモデル状態の野宮真貴を撮影。その画像が中央の大モニターに映されたり、被写体の二の腕とか手のひらとかには歌詞(ちなみに曲はキョン2のFadeOut)が書いてあったりとか、まあとにかく楽しそう。というか演奏する気なし。

その次、ひとつとばして、東京ブラボー!!登場

あ、やっぱりとばさないでちょっと説明すると、今とばしたのはシナロケ。シナロケはもう3歩くらい馬鹿方向に踏み出せば和製クランプスの座につけるのに、ちょっともったいないかなという印象。「レモンティー」はいまだに演る。そして盛り上がる。もう盗作云々とかいう次元を超えちゃっているので、これは作曲鮎川ということでヨシ。最後に新譜から一曲というので何かと思ったら「マイウェイ」。なんだったらこれも作曲鮎川と言ってもヨシ。

で、東京ブラボー!!
すごい好きです。こういうの。高木完ちゃんは、個人的にタイニーパンクスの方がなじみがある世代なんですけど、こっちの方が全然いい。全然好き。ブラボー小松はあんなスタイルなのにギターの音量が小さくて、でも存在感はめちゃくちゃあってイカす。(ところでナポレオン山岸もギターの音量が小さくて、であんなで同じ類のイカしっぷりだった。)坂本ミツワもカッコいい。こんななのにミュートビートでスタイリストってのもしびれる。と、フロントの3人は完璧。それにくらべるとリズム隊はちょっとカッチリしすぎな気がするけれども、そこも個人的な好みな感じにするとそれはおそらくファントムギフトになっちゃうので、それはそれこれはこれ、東京ブラボー!!は東京ブラボー!!でヨシ。

締めはHASYMO。やっぱりすごいです。音色が、リズムが。というか主に細野。なんなんだそのベースは。いやハリーに限らず、このメンツだとユキヒロも生き生きするし、教授もそんなにイヤさが目立たない。なによりこんな変な音楽をそこそこマスな聴衆に聴かせられちゃうといういまだに続くYMO現象ってのはなんてこったいと思います。で、締めの締めは「CUE」。ごちそうさまでした。

1984年の渡辺荘

Googleによるテレスクリーン設置が進行している今年は恐らく1984年なのですが、現実のビッグ・ブラザーはリゾーム状の我々自身であって、お互いがお互いを「w」キーを押しながら監視ししあうという、より悪趣味なあるいは馬鹿馬鹿しい状況であるという意味では(より事態が進行した)2008年であるかもしれなくもあり、そんななかでネッド・ラッドは何を破壊すべきであるかとかいうあれこれはひとまずさておき、

噂のストリートビューですが、早速「渡辺荘」を見に行きました
渡辺荘ってのは、学生時代に住んでいた木造モルタル2階建て6畳風呂無し、隣に夜な夜なウルトラセブンのような叫び声をあげる親父の住むアパートで、あるいはもしくは隣に住んでいたのはウルトラセブン本人であったのかもしれないのですが、「叫び声をあげる親父」運は私は結構強く、在京時4箇所の住居のうち3箇所までもがその条件に該当していたということはまあいいとして、その内装は「不思議の国とアリス」に登場する「ドジソンの部屋」のモデルとなったことでも有名な「渡辺荘」なのですが、現存していました。

watanabesoh.jpg

周囲が割と面影無くコード化され小綺麗に変貌したなかに、そのカオスへの通路を未だ開いている...かどうかは知りませんがともかくこれが既に消滅した世界の記憶を見せてくれるGoogleの新しいサービスでない限りは、その屋上物干し台への階段が壊れていることが何の隠喩かを問いかけながら、それは存在していました。

バカ夫婦

またしても唐突ですけど
クランプスかっこよすぎるので、貼っておきます

ちなみに、
夫はこんな感じ、名前は「ラックス・インテリア」
妻はこんな感じ、名前は「ポイゾン・アイビー」
しかももう30年以上前から芸風変わらず

「You Got Good Taste」


「Bikini Girls with Machine Guns」


「Sunglasses After Dark」


最近なんか映画もやってたみたいですね 知りませんでした
ザ・クランプス 精神病院ライブ
(たぶん)そこからの映像「Human Fly」こう言っちゃ何ですが、たまりません

リハビリ中

なにしろ長期に渡った「不思議の国とアリス」の制作期間のおかげで、作風とか、ソフトのヴァージョンとか、手癖とか、足癖とか、その他いろいろが、すっかり固定化している感があり、新しいヴァージョンを入れてみたり、機材のつなぎ方を変えてみたり、使ってなかった機能を試してみたり、あれこれマッサージ的なソレをボチボチはじめているのです。
で、いまのところ判明してるのは、スケッチが大切...てこと。

あ、金も稼がなきゃ。

【祝】サラギーナ 踊れ!!

8 1/2 日本初DVD化おめでとう
本日届きました。

例えば、黒澤映画で「乱」以降の作品(特に「まあだあよ」)がなんだかよくわからない魅力によって、もしかしたら「七人の侍」よりもこれらの方が優れているんじゃないかと思わせるように、フェリーニにおいて「インテルビスタ」とか「ジンジャーとフレッド」とかが最高傑作なんじゃないかと思うことも多いのですが、それでもやっぱり「七人の侍」は凄いのと同じように「8 1/2」は素晴らしいのです。大好きです。

というか、何度みても泣きます。もうネタもよく覚えてるしさすがに泣かないと思ってみても泣きます。

ニブンノイチケイカク(0 1/2)はもちろん「8 1/2」から頂いている(意味合いが強い)ので、「きみたちを受け入れる」「人生はお祭だ 一緒に過ごそう」って感じでダメなものも恥ずかしい部分も失敗したあれこれも巻き込みながら行こうと思うのです。

80's NOT DEAD

またあんまり関係ないのですが、ホントは関係あるんですけど、感激したので個人的なブックマークの意味も含めて貼っておきます。

here the 東口トルエンズ


ニューウェーブ的なものを忘却して(あるいはアク抜きした上で商品化して)現在のFuckin'保守化があるわけなんですけど、この辺の人たちはずううっと活動してて、しかもずううっと変化してて、あまつさえドンドン良くなっている...というのをみるとうれしくなっちゃいます。

そういえば、ピアノの椅子を持ってガタガタ鳴らすピアニストとか、ベースをマラカスで叩くベーシストとかが出演した昨日のヤツのコピーは<変わらないもの、それは変わろうとする意志>でした。

これもブックマーク 前奏間奏等でミチロウさんが発している超音波怪獣みたいな音は、ぜひ生で聴くのをお奨めします

これはちょっと音質があれだし、巻上さんもあんまり変な声出してないので、詳細は各自ライブで確認して下さい

【如是我聞】護法少女ソワカちゃん

唐突ですが「護法少女ソワカちゃん」を推します。

恐らくうちの「不思議の国とアリス」好きな人は「ソワカちゃん」好きなんじゃないかなと思います(その逆は結構ヒット率下がる気がするのでガッカリですが...)ので、未見の方は是非どうぞ。というか、80年代臭というか、ニューウェーブ(含むニューアカ)臭が(ネタの面のみならず、作品を作る上での立ち位置とか身のこなしとかその辺にも、というかその辺にこそ)プンプンします。作者は間違いなく同世代です。スキゾキッズです。さらには(題名通り)基本が仏教ネタなので個人的にツボはまりまくりです。面白いです。

作者によるブログ逆転写無縁仏
作者インタビュー
まとめサイトソワカちゃん疏鈔
護法少女ソワカちゃん上映イベント特設サイト

基本的な説明をするのは面倒なので、その辺はまとめサイトソワカちゃん疏鈔でもご覧下さい。ニコニコ動画での不定期連載(?)という形式ですが、全部YouTubeにもあるのでニコ動アカウント無くても大丈夫です。コメント無い分見やすいかも。ところで個人的にはニコニコ動画のコメントは「ロッキーホラーショー上映時にスクリーンの前で寸劇やってる人たち」と同じくらい邪魔だと思います。(どちらもその存在意義は認めますけど。)それはさておき、個人的感想のディスクール・断章。

へなちょこの絵、へなちょこのアニメーションとして世間的には認識されているようですが、(そろそろ勘づいてる人も多い気もしますが)この作者間違いなく絵が上手いです。カット毎のレイアウト(構図)が的確だし、キャラのポージングの(顔も)かき分けがかなりしっかりしてます。アニメも相当上手いです。カット割りやモーションのリズム感というかなんというかが絶品です。で、曲と詩と映像が絶妙なバランスを維持しつつ素っ頓狂なストーリーテリングを展開します。素っ頓狂とはいえ、(キャラの細部のリアクションなど)描写のリアリティがしっかりしているので、生き生きとした理想的なフィクションに仕上がっていると思います。歌詞で繰り返される突然の脱線や失語症もまた会話体のハイパーリアルな描写であり、ジョイスがリアリズムの極みでたどり着いた場所の方を向かっているに違いないと思います。

一番最初のアップされた「オープニング曲」のイントロは「アナーキーインザUK」の引用になっているのですが、まさにかつてそれがロンドンに鳴り響いたのと同じ音色をWEBアニメ界にもたらしたのがこの作品と思います。こんなんだったらオレにもできると皆に思わせながら、その実、誰もこんなものは作れないというところも件のバンドと酷似しています。

作品は引用の織物(テクスト)として成り立っており、「ソワカちゃん」に限らず全ての作品はそのような成り立ちをしているとかどうだとかいうことを言い出すと長くなるのでさておきとして、恐らく作者はかなりの部分デタラメ(無意識、あるいはアーラヤ識、はたまたノリ)で作っているとは思うのですが、観客の多くはパラノと化して元ネタ探しに励んでくれています。うらやましいです。かなり。でも、そういった辺りはほどほどにして現状の己の知識量とあとはアーラヤ識で読み解くのがいいんじゃないかとも思います。あるいは逆にもっと自由にアナグラムとかアクロスティックとかカバラ数秘術とか使って暴走誤読まっしぐらってのもいいですね。

で、上映会やるそうです。大画面で観てどうだという作品ではないと思いますが、成功をお祈りします。少なくとも前出「ロッキーホラーショー上映時に云々」みたいな状態というかノリというかにならないといいですね。(なりそうな予感と要素はあるので、ちょっと心配だったりしますが...まあなったらなったで別にいいんですけど。)


最後に上記イベント特設サイトでの作者さまコメントからの引用

現在の日本社会は格差社会などと呼ばれ、たゆまぬ努力や熱意があっても必ずしも報われることがない、そんな夢のない社会であると指摘する人がいます。また、世界に目を向ければ、常に民族間宗教間の紛争はどこかで起こっており、真の世界平和を実現するためには、解決が不可能と思えるほどの問題が山積しているのが実情です。 私はそんな状況下で少しでもコンビニ弁当とかをおいしく感じてもらいたい、そう考えて「護法少女ソワカちゃん」シリーズを始めました。(太字 引用者)

奇遇ですが、私もかなり近い動機でアニメとか作っています。
というわけで、まったくもって一方的なラブコールで恐縮ですが好きです、かなり。

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