制作日記ブログ

『よつばと!』が嫌いだ

唐突に何を言い出すのかというと、私『よつばと!』が嫌いでして、というかよつばちゃんの、「リアル」な子供から程遠い「子供っぽさ」、つまり大人が考え演じているようにしか見えない子供らしさ...が気持ち悪くてしょうがないと常々思っていまして、といってもなにせ嫌いなのでちょこっとしか読んでもおらず、普段気にもとめていないので常々ということもないのですけど、まあ世間的にはかなりな高評価らしいので、そういった賛辞を目にする折に「?」という印象を持つという程度ですけど、とにかく嫌いなのです。で、これは私のセカイ系嫌いと根っこは同じなんじゃないかと薄ボンヤリと思ったりもしたのですが、この気持ち悪さは「ブリキの太鼓」だ...ということを今し方思い当たったので書き留めてみました。私、「ブリキの太鼓」も相当嫌いなんですけど、もしかしたら『よつばと!』誉めている人たちは「ブリキの太鼓」も好きだったりしますかね?それとも、よつばちゃんの(それは子供ではなく、成長を拒否した大人であるという)フリーク性が暴露されている「ブリキの太鼓」は嫌いだったりしますかね?そして例えば同種のフリーク性が吐き気を呼び起こす新海アニメ(この場合は「大人/子供」ではなく「男性/女性」に置き換わりますけど)とのシンクロ率も高いんじゃないかとも思うんですけど、どうでしょう。
どうでしょうって言われてもねぇ。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://0-1-2.org/mtos/mt-tb.cgi/650

コメント(8)

そういえば私的にも、『よつばと!』からは「こんな子供ウソだろう」という印象受けます。
漫画っぽい子供、といいますか・・・。

Posted by: さの at 2008年9月27日 08:16

結局それ(=子供とか女性とか)は、ジョルジュ=メリエスの描く月みたいなもので、遙か遠くから眺めたものにを想像力で補った描写であり、それがもっと近くからの観測データをもとに似ていないとか難癖つけるのはお門違いという解釈もあると思いますし、そんな要素こそがSFでありファンタジーであるんだよと言われれば、まあそうかなとも思いますが、そんなこんなを踏まえてもう一度作品を読み直しても、面白くないものは面白くないんですけど、そういったあたりは趣味のもんだいでもあるので、冒頭に戻って「嫌いです」というしかないとは思います。

Posted by: そうまあきら Author Profile Page at 2008年9月27日 11:12

周りに小さい子がいないので、”よつばと!”を読んで普通に子供がいたら楽しいだろうなぁと思いをはせていた”よつばと!”大好きなわたくしです。
そうか、リアル子供はああじゃないのか。
よつばととうちゃんのやりとりは、たぶん子供と大人じゃなくて男女でもいいんだと思うんだけど、それだと見飽たものになってしまうので、あれでいいんだろうなと思います。ほんとの親子じゃないところも、親子と言うよりも子供と大人のやりとりのおもしろさを見せる為の設定だろうなと思います。

あ、その子供のところがリアルじゃないつー話ですね。w
うーん、でもリアルじゃないこともどこかで解ってるのかもしれない。それも踏まえて、あの世界観がうらやましいのかもしれません。
ブリキの太鼓は観てないんですが、共通するのかーと思うと興味がわいてきました。

Posted by: みに at 2008年9月27日 12:37

こんな深夜の発作的な書き込みにお付き合いいただき恐れ入ります。
リアル子供はああじゃなくもないんですけど、微妙にそして決定的に何かが違って、その似て非なるところが余計に嫌悪感を誘うのかも知れません。子供ってのは好きこのんで純真なわけじゃくて結果として純真なわけで、それは異界からやってきた(例えば諸星大二郎が描くような)来訪神のような不穏さを秘めた他者性に立脚した純真であるのに、(そのダークな部分をスルーして)大人の希望だけの漂白された部分しか描かないのが、リアル子供に対して失礼なんじゃないか、とか、植民地支配をしておいてロッキングチェアーに腰掛けながら「やっぱり未開はいい」とか言っちゃう感じがするとか、そんな感じです。
でも私は、例えば小林旭演じる渡り鳥とか、加山雄三演じる若大将とか、植木等演じる無責任男とかの虚構性には何ら嫌悪感とかは抱かない(というか大好き)わけでして、平均(たいらひとし)を見て「こんなサラリーマンはリアルじゃない」と批判されても困るわけでして、そう考えると、それはやはり単に趣味の問題なので、ひとの趣味にとやかくいうのは無粋なんじゃないかとも思います。
ブリキの太鼓も世間的には評価高い作品なので、観てみてくださいませ。

Posted by: そうまあきら Author Profile Page at 2008年9月27日 13:40

漫画っぽい子供だから良いんですよ。
リアリティのある?現実の子供像?
いじめの詳しい描写や集団でレイプし少年法を盾にやりたい放題の
現実そのままの下衆な描写をそのまま描いて果たしてそれが
面白くて爽快感があるかと言われれば私は絶対見たくないですね。
読むだけで吐き気がしますよ。そっちの方がよっぽどね。
現実の楽しい部分だけを抜き出してる?結構じゃないですか。
虚構に夢や思い出を求める方がエンタメとしては純粋だと思いますけどね。
わざわざ虚構に現実そのもののエグイ描写をぶち込んで薄い社会派を気取るよりはね。

Posted by: 869 at 2009年2月17日 15:26

>リアル子供に対して失礼なんじゃないか
物語の序盤だけ読んで全て分かった気になって作品を評価するのも
作者に失礼なんじゃないかと。
ある程度読み込んで嫌いになるならとことん嫌いになって欲しいですね。
食わず嫌いは勿体無い…と愛読者の一人としては思います。
連投失礼しました。

Posted by: 869 at 2009年2月17日 15:43

コメントありがとうございます
せっかくなので比較的真面目にお返事書きます

>いじめの詳しい描写や集団でレイプし少年法を盾にやりたい放題の

そういうのが「リアリティのある」とは(私にとっては)全く感じないです。そんな子供に会ったことないし。でも、そういうのがリアリティがあると感じる生活をしている人もいるかもしれません。とはいっても「リアリティ」を司るのは細部の描写とか文体とかそういったものですので、大筋の物語が何であるかはほとんど関係ないとも言えます。描写がしっかりしていれば(=絵が上手いって意味じゃないですよ)そういうケータイ小説っぽい話しもリアリティを獲得できると思います...例えば山本直樹とかには「リアリティ」を感じます。

>薄い社会派を気取る

それがダメって点に関しては、まったく異存ありません。私もそういうのはどうかと思います。私がこのエントリーで言おうとしているのは、『よつばと!』は虚構(あるいはエンタメでもいいですけど)として「薄い」ということです。面白くないということです。私にとってはの話しに限定されますけど。

あ、あと、言い古されたことですけど「リアル」と「リアリティ」は全く違う物です。虚構はリアル(現実)じゃないからリアリティが必要なんです。リアルにはリアリティなんか必要ありません。...と思います。

>ある程度読み込んで嫌いになるならとことん嫌いになって欲しい

それは、恐らく「好き」なんじゃないかと思うのですが...ともかく「序盤だけ読んで」ああ、これに付き合う暇は私にはないと判断してスルーさせていただきました。自分としては「読んでみた」だけでも相当歩み寄ってみたつもりなのでこのくらいで勘弁して下さい。

その後のフォローコメントを何度も残しているように、愛読者の方を批判したり馬鹿にしたりとかいうつもりは毛頭ありませんです。作品自体に関しても、これが受けるんだ...そうなんだ...といったくらいのもんで、作風を変えろとか作者に食ってかかる気も全然ありません。なんというか、個人的にとにかく苦手なだけです。「ニンジンが嫌い」とか「ゴキブリが触れない」とかそういった類の個人的問題です。

そんな感じです。

Posted by: そうまあきら Author Profile Page at 2009年2月17日 22:15

わかるひとがいて嬉しい!

よつばと嫌いです

2児の母ですが あれは嘘というか作者に都合の良い 漫画子供です

本当の6歳児はあんなではない

リアルを追求なら綾瀬家はどうよ?といいたくなるし
絵が上手いのはパソコンソフトのおかげ!!

ガチで全部手書きならああはいかないと思う

写真トレースは凄い

Posted by: at 2009年3月23日 12:58

ブログ内検索

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ

Powered by
Movable Type 4.1