制作日記ブログ

うちゃかい脚本

敗猫さんから、即興アニメ用シナリオを投稿いただき、ご本人の承諾を得ましたので、こちらに公開します。

音楽担当(その場で生演奏でも可)、演出、脚本の加筆修正、タイムキーパー、AD、などなど、コラボ参加者を募集しておりますので、ふるってご参加ください。(うちゃかい当日飛び入りも可)

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「三月うちゃ会」即興アニメ用シナリオ
『帽子屋、帽子を買う』 脚本:赤羽健太郎

○デパート・帽子売り場の前
  BGMにあわせて踊りながらフレームインしてくる帽子屋。
  帽子売り場のレジには三月兎がかしこまった様子で立っている。
  店の棚にズラッと並んだ色とりどりの帽子。
  帽子屋、踊りをやめ、それらを物色する。
  やがて、緑のベレー帽に目を留める。
  帽子屋の脳裏に——
  × × ×
  インサート。
  緑のベレー帽を被り、こましゃくれた感じでポーズをとるアリス。
  × × ×
  値札を確認する帽子屋。ゼロの数がちょっと多い。
  しばし、間。
  帽子屋、懐から財布を取り出し、中を見る。
  財布の中にはうとうと鼠がいた。
うとうと鼠「(何事か喋る。但し、声は聞こえずディスプレイ?の明滅だけ)」
  帽子屋、カメラ目線で何か訴える。財布の緒を締める。
  再び懐をまさぐる帽子屋。中からいろんなものが出てくる。
  きゅうす、時計、マグカップ、ぬいぐるみ、スティックのり、エトセトラエトセトラ。
  やがて懐のみならず、床や近くの引き出し、カウンターの下など手当たり次第に
  まさぐり始める帽子屋。
  やがて、大きめのガマグチがひとつ、出てくる。
  期待の眼差しでガマグチを開ける帽子屋。
  ガマグチの中には1匹のカエルがいた。
カエル「(鳴く)モー」
  帽子屋、カメラ目線で何か訴える。ガマグチを閉める。
  その場で萎える帽子屋。微動だにしないレジの三月兎。
  帽子屋、意を決したように突然、顔を上げる。
  頭の鍋を脱ぎ、代りに棚の上にあったハンチング帽を被る。
  そして、鍋をレジに持っていく。
  ペコリと頭を下げて応対する三月兎。
  鍋にバーコード読取機を当てると、レジの電光表示に会計が示される。
  「3ひき」
  帽子屋、再びガマグチを開けると中からカエルを取り出し、
  カウンターの上に並べていく。
  1匹、2匹、3匹。
  それぞれ鳴く。
カエルA「モー」
カエルB「にゃー」
カエルC「ギャオー」
  3匹のカエル、それぞれキャッシュドロアーの中に跳びこむ。
  同時にガチャンと閉まるキャッシュドロアー。
  三月兎、頭(上の頭と下の頭)をペコリと下げて、鍋を帽子屋に差し出す。
  鍋を受け取る帽子屋。
  鍋にはピンクのリボンが付けられている。

○カメラの前
  カメラのファインダーから覗いた視点。
  鍋を被ったアリス、ハンチング帽を被った帽子屋、なんにも被っていない
  三月兎がフレームインしてきて、横一列に並ぶ。
  シャッター音と共に画面ストップモーション。
  3人仲良く並んだ記念写真ができあがる。
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