制作日記ブログ

諸星大二郎

諸星大二郎の「栞と紙魚子」シリーズを読んだ。
ひどく面白い。

例えば「マッドメン」とか「暗黒神話」とか「西遊妖猿伝」とかそういう「特殊技能を持っている主人公」の話でも、結局は、もっと大きな流れに飲み込まれてしまうような、そういうマンガを書く人ではあるのだけれど、今回の主人公(二人)は女子高生で、特に特殊技能を持っている様子もなく、すると当然毎回の事件は(根本的には)解決せず、その回に出てきた妖怪はその街に住み続けることになり、レギュラーキャラとなる。そんなこんなが積み重なり、街は大変なことになりながら、しかもそれが日常でもあり、物語は、ただ過ぎゆく。

諸星大二郎は大変なことになってる。恐らくこれが(現時点で)最高傑作だ。「西遊妖猿伝」の続きを待っていないで、「栞と紙魚子」を読んだほうがいい。

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